近年ネットの普及によりYoutuberやInstagramerなど様々な職種が注目を集めています。
そして、ネットの普及により最近急成長を遂げている職種が「e-Sports(イースポーツ)」です。
e-Sportsは「エレクトロニック・スポーツ」の略で、ゲームを使った対戦をスポーツ競技として捉える際の名称です。格闘ゲームやシューティングゲーム、リアルタイム戦略ゲームなどの対戦型ゲームの総称と思ってもらってもいいでしょう。
e-sportsのトッププレイヤーの方は年間数億円稼いでいる夢のある職業でもあります。
そのため、近年e-sportsで稼ぐいわゆる「プロゲーマー」になる人も増えてきており、現在、全世界の競技者人口が1億人を超えているほど人気のあるスポーツとなっています。
そこで今回は、e-Sportsの基礎的なことから、プロゲーマーになる方法、e-Sportsで稼ぐ方法をご紹介します!
この記事の目次
e-Sports(イースポーツ)とは?
e-Sportsとは、前述したように対戦ゲームを競技と捉えた時の名称です。
アメリカで開催された「スペースインベーダー」の大会がe-Sportsの起源とされており、その後ネット環境の成長に伴いゲーム市場はオンラインゲームへと移行、e-Sportsもほぼ同じ速度で発展しました。
e-Sportsの競技者は1億人以上、観戦者は3億人以上と言われており、その市場規模は2018年の時点で約969億円。
なんと過去に開催された『Dota 2』というゲームの大会では、優勝賞金が約23億円と莫大な金額が用意されました。
韓国では子供のなりたい職業2位と高い人気を誇り、今もっとも注目されている職業の1つです。
e-Sportsで稼ぐ方法
優勝賞金を聞いて、「e-Sportsで稼ぎたい」「プロゲーマーになりたい」と思った人も少なくないでしょう。
e-Sportsの主な収入源は優勝賞金の他にスポンサーとの契約料があります。
それではもう少し詳しくみていきましょう。
大会の賞金
「e-Sportsで稼ぐ」=「大会の賞金」だと思っている人も多いのではないでしょうか。
e-Sports大会での最高優勝賞金は23億円以上。億単位の賞金がかけられる大会は他にもいくつも開催されています。
日本開催大会の優勝賞金はついこの前まで3000万円が最高額でしたが、とうとう2018年12月に優勝賞金1億円超えの世界大会が日本でも開催されました。
このように日本開催の大会でも優勝賞金は上がりつつあります。もしかしたら、億越えの大会がばんばん開催される日も近いかもしれませんね。
スポンサーとの契約料
e-Sportsで稼ぐ方法は大会賞金以外にもスポンサー契約という方法があります。
プロゲーマーの方々はみんなチームに所属しており、その所属チームと契約した会社の宣伝をする代わりに決まった契約料を貰うことで収入を得ることができます。契約料は出来高制の場合もありますが、毎月固定給を貰うのが一般的です。
契約料はその選手の人気と実力を総合的に判断して決定されるため、スポンサーがついても契約料が0円の場合もありますし、これだけで月何十万円も貰う人もいます。
プロゲーマーになる方法
世界的に見れば盛り上がりを見せているe-Sportsですが、日本ではまだまだゲームに対する認知は低く、子供の遊びだと思っている方も多いのが現状です。ゲームなんかで稼げるわけがないと周りの人に否定されてしまうこともあるかもしれません。
しかし、2018年の12月にはとうとう国内でも優勝賞金一億円超えの大会が開催されたりと、徐々に日本国内でもe-Sportsへの関心は高まりつつあります。
これから日本での競争も激しくなると予想されるため、プロゲーマーとなりe-Sportsで稼ぎたいならまだ日本では普及しきっていない今がチャンスだとも言えます。
そこでここからはプロゲーマーになる方法をご紹介していきます。
ゲームをやりこみスキルアップする
プロゲーマーになるためにはゲームのスキル向上は必須。
e-Sportsのトッププレイヤーは週60時間もゲームに費やしているように、プロゲーマーになりたいならゲームをやりこんで腕を上げるというのは必須条件です。
ただ、やりこむゲームはなんでもいいという訳ではなく、e-Sportsの大会が開かれているゲームを選んでスキルアップできるように努めましょう。
大会が開催されていないゲームをやり込んでも、大会賞金・スポンサー契約どちらにも繋がらないためこの点注意が必要です。
e-Sports専門学校で学ぶ
プロゲーマーとして世界大会レベルになるには、独学のみでは厳しい部分があります。
そのため、e-Sports専門学校に通いゲームについて学ぶというのも一つの手です。
e-Sportsの専門学校では、雑学を覚えるというよりも実戦形式のカリキュラムをこなしていく形式の場合が多く、ゲームのスキル向上はもちろん、実際にプロゲーマーとなってどのように稼いでいくのかを学ぶことができます。
お金はかかりますが、本気でプロゲーマーを目指すならぜひ検討してみるといいでしょう。
日本国内にあるe-Sports専門学校
日本国内にある有名なe-Sports専門学校は下記の3つです。
大阪デザイン&IT専門学校 e-sports WORLD
公式サイトはこちら
東京アニメ・声優専門学校 e-Sports プロフェッショナルゲーマーワールド
公式サイトはこちら
北海道ハイテクノロジー専門学校
公式サイトはこちら
チーム・クランを作る
e-Sports大会の多くはチーム戦が多いため、プロゲーマーになるならチームを作る必要があります。
チームを作るには既存のチームに応募する、オンラインゲームたtwitter などのSNSでメンバーを募る、専門学校に通っていればその中でチームを作って大会に出場することもできます。
ちなみに、現在国内トップレベルと言われているプロeスポーツチーム は「DetonatioN Gaming」というチームで日本初の給与制を取り入れたことでも有名です。
大会に出場して好成績を残す
ゲームの実力もつき、チームもできたらいよいよ大会に出場しましょう。
プロゲーマーになるなら大会に出場して好成績を残すことは必須条件です。
優勝はできなくとも、準優勝、入賞と何かしらの功績を残せるようにならないとプロゲーマーになることはできません。
日本国内のe-Sports大会の参加希望者は「JCG」というポータルサイトで確認することができます。
国際大会にも出場しよう
日本国内の大会にも出場し、徐々にスキルが身についてきたら海外大会に出場することも検討してみましょう。
国際大会は規模が大きく、入賞できれば一気に注目度を上げることができるため、プロゲーマーになる近道にもなります。
国際大会といっても自宅のパソコンからオンラインで参加できる大会も多く、予想以上に手軽に参加することができます。
ただ、大会内容やチャットでのやりとりなどは英語がメインの上、本格的にプロゲーマーとして活動するとなれば、海外に赴く必要もでてくるためプロゲーマーを目指すなら英語の知識は必須といえます。
スポンサーと契約する
大会で好成績を収めることができれば、スポンサーと契約を結ぶことは難しくないでしょう。
スポンサー契約は、個人に付く場合もありますが多くの場合はチームに付きます。
スポンサーとなってくれた会社のロゴの入ったユニフォームを着用したり、SNSで会社情報を発信するといったPR活動の対価として、報酬を貰える仕組みとなっています。
e-Sportsまとめ
以上がe-Sportsで稼ぐ方法、プロゲーマーになる方法です。
もう一度簡単にまとめると、e-Sportsで稼ぐ方法は主に
大会の賞金
スポンサー契約料
e-Sportsで稼ぐプロゲーマーになるためには
ゲームの腕を上げる
e-Sports専門学校で学ぶ
チームを作って大会に出場する
大会で好成績を残す
スポンサーと契約を結ぶ
といった手順が一般的です。
プロゲーマーになるのは簡単なことではないですが、ゲームをプレイして稼ぎたい!という方はぜひ選択肢の1つとして考えてみてください。