この記事の目次
格安SIMのメリット
格安SIMのメリットは大きくわけて3つあります。
・月々の携帯代が安くなる
・2年縛りがない
・自分にあったプランを選べる
それでは1つずつ解説していきましょう!
月々の携帯代が安くなる
格安SIMの最大のメリットは月々の携帯代を安くすることです。
みなさんは毎月いくら携帯代を支払っているかご存知でしょうか?恐らく多くの方は毎月7000円以上を支払っていることだと思います。
しかし、格安SIMに乗り換えるた方の多くは毎月2000円以下で利用でき、安さだけを追求すれば400円で利用することもできます。
格安SIMは大手キャリア(au、ドコモ、ソフトバンク)に比べて、人件費や設備費が抑えられるため、安い料金プランを提供できています。
毎月の携帯代の支払いを安く抑えたいと思っている方はぜひ格安SIMに乗り換えることを検討してみてください。
2年縛りがない
大手キャリアの場合、契約をしてから2年間使い続けないと解約違約金が発生してしまいます。また、2年間使い続けても更新月に解約手続きをしないと契約が自動更新され、さらに2年間使い続けないと解約違約金が発生してしまいます。
そのため、乗り換えたくてもまだ2年経過していなかったり、更新月を過ぎてしまったりとなかなか乗り換えることができない人も多いはず。
それに対して格安SIMでは1~2ヶ月の利用期間さえ終了すれば、あとはいつでも解約できるので、自分に合っていないと思ったらすぐに解約できる点非常に便利です。
ただ、MVNOによっては6ヶ月や1年間の最低利用期間を設けていたり、プランによっても変わったりするので、契約前にきちんと確認しておきましょう。
自分に合ったプランを選べる
格安SIMを提供しているMVNOの数が多いのはもちろん、各MVNOが数多くのプランを提供しており、大手キャリアに比べてもプランの自由度はかなり高いと言えます。
データ容量を細かく設定できるのはもちろん、データ容量を次月に持ち越したり、他社とシェアするプランにしたり、そもそも電話以外ほとんど携帯を使わない人ようのプランもあっります。
このように自分に合ったプランを選べるのも格安SIMのメリットの1つです。
格安SIMのデメリットと対処法
格安SIMにももちろんデメリットが存在します。
通信速度が遅い
キャリアメールが使えない
サポートが大手キャリアに比べると薄い
クレジットカード払いが多い
LINEのID検索ができない
デザリングが使えない場合がある
通話料が高くなる場合がある
自分で設定する必要がある
格安SIMはデメリットが多く存在しますが、気にするほどでもないデメリットが多いです。
また、対処法を知っておけばほとんどストレスフリーで利用することができます。
ここからは格安SIMのデメリットとその対処法について解説していきます。
通信速度が遅い
格安SIMの最大のデメリットは「通信速度が遅い」という点です。
格安SIMは通信回線を大手キャリアから一定の帯域だけを借りているため、データ通信を行うユーザーが増える昼間や夕方などは回線が混雑し、通信速度が遅くなってしまうことがあります。
格安SIMの通信速度が遅いというデメリットはを解決する方法は主に2つあります。
1つは「Wi-Fi環境の整っている場所で利用する」こと。そしてもう1つが「通信速度の早い格安SIMを利用する」ことです。
通信速度の早い格安SIM
格安SIMによって通信速度は大きく異なります。
一番遅い格安SIMと一番早い格安SIMを比べるとその差は実に100倍以上にも及びます。
そのため、高画質の動画やゲームをよくするという方は通信速度の早い格安SIMを選ぶことでほとんどストレスを感じることなく利用することができます。
格安SIMの中で最も通信速度の早いのはUQモバイルです。UQモバイルは通信速度に関しては格安SIMの中でも圧倒的に早く、キャリアよりも速いと囁かれるほどに通信速度の速さに定評があります。
とはいえ、キャリアに比べれば携帯代は安くなるので、「通信速度は今のままで、携帯代を安くしたい」という方はUQモバイルがおすすめです。
キャリアメールが使えない
格安SIMではキャリアメールを利用することができません。
キャリアメールとは大手携帯電話会社から提供されるメールアドレスのことです。(ドコモの場合「◯◯◯◯◯@docomo.ne.jp」、auの場合「×××××@ezweb.ne.jp」、ソフトバンクの場合「△△△△△@softbank.ne.jp」など)
そのため、現在もキャリアメールで連絡を取っている方はGmailやYahoo!メールなどのフリーメールのアドレスを準備しておきましょう。
サポートが大手キャリアに比べると薄い
徐々に普及してきている格安SIMですが、やはり大手キャリアに比べるとMVNOの店舗数はまだまだ多くありません。
そのため、店頭でサポートを受けることはほとんどできません。
その分MVNOではコールセンターやチャットサービスが充実してます。
困ったことがあればコールセンターやチャットサービスに問い合わせれば基本的にいつでも対応してくれますので、店頭サポートがなくてもさほど困ることはありません。
わざわざ店舗まで足を運ぶ必要がないため、考え方次第ではメリットにもなります。
ただ、もし店頭サポートを受けたいという方は楽天モバイルやイオンモバイルなら格安SIMの中では実店舗数がかなり多いのでおすすめです。
クレジットカード払いが多い
月額料金の支払いはクレジットカード決済のめの対応というMVNOがほとんどです。
そのため、現在クレジットカードでの決済はしたくない、できないという方には格安SIMは利用しにくいかもしれません。
しかし、そのような方のためにデビットカードや口座振替で利用料金の支払いができるMVNOも存在します。
デビットカードで支払いのできるおすすめのMVNOは「mineo」と「LINEモバイル」、
口座振替ので支払いのできるおすすめのMVNOは「UQモバイル」と「楽天モバイル」です。
LINEのID検索ができない
LINEのID検索機能を利用するには、キャリアが提供している年齢認証サービスを利用して18歳以上であることを証明する必要があります。
そのため格安SIMを利用する場合は、LINEのID検索ができなくなってしまいます。
しかし、近くにいる友達なら「ふるふる」を利用して連絡先を交換できますし、遠くにいる友達にも「自分専用QRコード」をTwitterやGmailなどのSNSを利用して送信すれば連絡先を交換することもできます。
LINEモバイルではLINEのID検索機能を利用できたり、LINEではデータ通信量が消費されないなどの特徴で人気があります。
デザリングが使えない場合がある
格安SIMでは追加料金などは必要なくデザリング通信をすることが可能です。
ただし、注意が必要なのが使用する回線や機種、格安SIMのプランやOSのバージョンなどの組み合わせによってデザリングできない場合があります。
各格安SIMホームページの「動作確認済み端末」という項目にデザリング通信ができるかどうかの記載があるので乗り換え前に必ず確認しておきましょう。
通話料が高くなる場合がある
格安SIMでは30秒で20円の通話料金が加算されていきます。そのため、通話する回数・時間が長い人は逆に高くなってしまう可能性があります。
このような方は「かけ放題プラン」を利用するようにしましょう。
楽天モバイルでは「5分かけ放題プラン」、もしもシークスでは割高になりますが「時間無制限かけ放題プラン」なども用意されています。
また、LINEやSkypeなどのアプリを利用すれば、同アプリをインストールしている人となら無料で通話することもできます。
通話する機会の多い方でもプラン次第ではキャリアよりも通話料を抑えることができますので、ぜひ自分に合ったプランを探してみてください。
自分で調べたり設定する必要がある
格安SIMが安いにも関わらず、あまり普及していない大きな原因の1つは間違いなくこれでしょう。
大手キャリアならあまり端末やプランに詳しくなくても、端末さえ選んでしまえばあとは従業員の方がメリットやデメリット、必要事項など大抵のことは説明してくれるため、わざわざ自分でプランや端末を調べてから携帯を買いにいくという方は少ないはず。
それに対して格安SIMを利用する場合、「そもそも格安SIMとはなにか?」「メリットやデメリットは?」「自分に合ったプランはどれか?」「初期設定はどのようにするのか?」などのことを全て自分で調べる必要があります。
そのため、自分で情報を集めるのに慣れていない人は苦労するでしょう。
ただ、自分に合った格安SIMさえ選んでしまえば、公式サイトに購入方法や初期設定のやり方なども記載されていますので、ガジェット系は苦手という方もでも意外と簡単に乗り換えることができます。
デメリットの対処法まとめ
デメリット | 対処法 |
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通信速度が遅い |
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キャリアメールが使えない |
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自分で調べたり設定する必要があり |
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サポートが手薄い |
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クレジットカード払いが多い |
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LINEのID検索ができない |
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通話料が高くなる場合がある |
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