「節約」というと、食費をギリギリまで切り詰めることと考える人も多いのではないでしょうか。
しかし食費の節約は効果が出にくい上に、無理をするとストレスが溜まってしまいます。
そのため、「食費の節約に挑戦してみたけど全然続かなかった」という方も多いはずです。
そこでこの記事では、ストレスなしで食費を効果的に節約する方法をご紹介していきます。
この記事の目次
一般的な家庭の食費は?
食費を節約する前にまずは、一般的な家庭の食費を知っておきましょう。もし、一般的な家庭に比べて既に食費が低ければ十分節約を出来ているため、それ以上食費を減らす必要はありません。
目安としては4人家族の平均的な1ヶ月の食費はだいたい5万円前後です。
節約の目標としては家族1人あたり1ヶ月7000〜8000円、4人家族だと月3万円前後を目標にしましょう。
それでは、ストレスなしで食費を節約する方法をご紹介していきます。
安い食材のまとめ買いはやめよう
まず、安い食材のまとめ買いは出来るだけ避けましょう。
まとめ買いをやめた方がいい理由は主に3つあります。
- 食材の消費スピードが上がる
- 食品ロスが増える
- 時間的ロス
それでは、詳しく解説していきます。
食材の消費スピードが上がる
まとめ買いをするとどうしても「無駄にしてはいけない」という心理が働き、余分に料理を作ってしまいがちです。
本来なら作るはずもなかった料理も作ってしまい、結果的に食材の消費スピードが上がってしまうと、節約効果がほとんどありません。
そのため、普段から「食材を無駄にしたくないから」と余分に料理を作ってしまうことがある人はまとめ買いは避けた方がいいでしょう。
食品ロスが増える
まとめ買いの一番のデメリットは食品ロスが増えることです。
食材を無駄にしないように料理をたくさん作ったけど結局食べきれずに捨ててしまったり、気づいたら消費期限が切れていたりとせっかく買った食材が無駄になってしまったという経験をしたことのある人は少なくないでしょう。
また、食材を使い切れたとしても「捨てるのは勿体無いから無理して食べる」という自体になった時点で、それらの食材は買う必要のなかったものです。
そのためできるだけまとめ買いは避け、必ず使い切れる分だけ購入した方が結果的に節約に繋がることが多いです。
時間的ロス
安いからといって、少し遠いスーパーまで行ってわざわざ時間をかけて行っていませんか?
その節約意識はとても素晴らしいのですが、10円や50円にこだわるよりもその時間を有効的に使った方が節約の効果が大きくなることもあります。
例えば、スーパーに買いに行く時間を削ってその時間を明日のお弁当を用意する時間にすれば、コンビニで買うよりも安くなります。
また、冷蔵庫を整理して賞味期限の近い食品を把握して食品ロスを減らすために時間を使うのもいいでしょう。
このように、遠くのスーパーまで買い物に出かけて数十円を浮かすよりも、その時間を有効的に使った方が節約効果が大きいこともあるので、時間対費用を考えることが大切です。
まとめ買いをしてもいい場合
ここまで安い食材をまとめ買いをするのはよくないといいましたが、まとめ買いをしてもいい場合があります。
- 使い切れる食材の量を把握している
- 時間的余裕がある
どちらも先ほど説明したことの裏返しですのでわかると思いますが簡単に説明しておきます。
使い切れる食材を把握している方だとまとめ買いをしても「早く使い切らなきゃ!」とはならないので食材の消費スピードが上がることもなく、また食品ロスにも繋がりません。
また、時間的余裕のある時というのはスマホを触ったり、テレビを見たりとだらだらしてしまいがち。それなら、少し遠くのスーパーまで安い食材を買いに行った方がいいですよね。
外食はディナーよりランチ
食費の節約でストレスを溜めないために、たまには外食をすることも大切です。
ここで大切なのができるだけ安く外食を済ませることです。
ここでの節約のポイントは外食に行く時間帯を夜ではなく、昼間にすることです。
やはりディナーよりもランチの方が価格は安くなる場合が多いですよね。
そのためディナーではなくランチに行くことで、外食をしても食費を安く済ますことができます。
ストレスを溜めないためには贅沢をする必要がありますが、その贅沢をできるだけ安く抑えることが節約では大切です。
節約料理を研究する
食費を節約するために欠かせないのがやはり節約料理です。
安くて美味しい料理を作れるようになれば、これから先ずっとその料理で節約することができるようになるため、レパートリーが増えれば増えるほど節約できるようになります。
そのため、日々の節約料理の研究というのは食費を節約するためには必須といってもいいでしょう。
また、節約料理を色々と試すのは意外と楽しいためその点、ストレスフリーな節約ができるというメリットがあります。
節約レシピを公開して稼げるかも!
節約料理を作るのが日課になったなら、そのレシピをネットで公開することでお小遣い稼ぎもできます。
自分のブログを作って稼いでもいいですし、サイトにレシピを投稿することでポイントがもらえたり、自分の投稿したレシピを見てユーザーが料理を作ったらポイントが貰えるサイトもあります。
このように、節約料理を研究することは楽しく節約できるだけでなく、お小遣い稼ぎもできるというメリットがあるので嬉しいですね。
ふるさと納税を利用する
ふるさと納税とは、寄付を通じて納税する自治体を自分で選ぶことができる制度のことです。
ふるさと納税で寄付した金額は税金の一部から控除され、自治体によっては返礼品を贈ってもらえる便利でお得な制度です。
この返礼品は自治体によって異なりお米やお肉や野菜を返礼品としている自治体もあります。
これらの自治体に寄付をすると、実質自分の負担額は2000円ほどで大量の食材を入手できるため、節約になるというわけです。
アプリを利用してみる
最近では、節約に役立つ「家計簿アプリ」や「献立アプリ」が数多く配信されています。
そこでここからは節約に役立つアプリをいくつかご紹介していきます。
家計簿アプリ
最近では機能が多彩で使いやすい無料家計簿アプリがたくさんでています。
おすすめの家計簿アプリだと
- Moneytree
- マネーフォワード
- Monelyze
などがあります。
どれも無料で使えますので、ぜひ利用してみたください。
献立アプリ
いざ節約しようと思っても、いきなり毎日の節約メニューを考えるのは大変ですよね。
そこで、節約メニューが掲載されている献立アプリを紹介します。
- MENUS (メニューズ)
- クックパッド
- クラシル
これらのアプリには数多くの節約レシピが掲載されています。
もちろんどれも無料ですので、ぜひ活用してみてください。
まとめ
目安としては1ヶ月の1人あたりの食費は7000〜8000円です。
まとめ買いの仕方やふるさと納税などを利用してストレスなしで食費を節約して、あわよくば節約レシピを公開してお小遣い稼ぎもしていきましょう。